セ・リーグ覇者:広島 パ・リーグ覇者:西武

プロ野球は明らかに進化している。

 

スモールベースボールから

全員で打ち・走り・守る野球に

進化している。

 

歴史的に見ると、

広岡・森野球→野村ID野球→原巨人

→西武黄金期に活躍した選手が監督

→現在という流れか。

 

現在のプロ野球は、

いかに大量点を取るイニングをつくるか、

いかに大量点を取られないように守るか。

ここに重点を置いている気がする。

 

大量点を取るために、

打線のつながり、

足を絡めた攻撃をする。

 

大量点を取られないために、

相手打線を断ち切る、

ムダな走者を出さない。

 

この野球を出来ているのが

広島と西武で、

ヤクルトがその2チームに

続こうとしている。

 

広島緒方監督、西武辻監督は

ともにどちらかといえば脇役だった。

緒方監督は前田や江藤の、

辻監督は秋山や清原の引き立て役だった。

そんな二人が、

華のある野球を目指しているところが

面白い。

この二人に似たタイプは、

石井琢郎や川相になるのだろうか。

 

この野球で、WBCやオリンピックを

戦っている侍JAPANを見てみたい。

どこまで世界に通用するのだろうか。