野球観の差

プロ野球が開幕して約1ヶ月。

 

ジャイアンツはタイガースに三連勝した。

岡本が打って、先発、中継ぎ、抑えがしっかりと抑えた。

 

これでジャイアンツも昇り調子か?と思いたいが、そんなに簡単そうではない。

 

結局、タイガースには勝つが、それ意外のチームには負け越す。このサイクルから今年は抜けられないだろう。

 

ここ5年間、日本一はパリーグの球団だ。

パリーグの方が強い。パリーグの方が見ていて面白い。という意見は多いと思う。

 

大リーグに行った、ダルビッシュや田中、大谷を見てもよく分かる。

 

若いうちから試合に出場し、投手は思い切り投げ、打者はぶんぶん強振する。みんな失敗を恐れずに自分の持ち味を出している。

 

投手は先発、中継ぎ、抑えの役割がしっかりと決まっている。だからマウンドに立つと迷いがなくフレッシュな状態でいきいきと投げている。

 

打者は強振するだけでなく、ミート打法もできて、さらに足も速く、守備もうまい。

 

これが現代野球なのだろう。

そして、この野球をやっているのが、カープであり、ベイスターズなのだろう。

 

スワローズやドラゴンズもその野球を目指しているが、まだ、経験不足、コマ不足である。

 

反対にジャイアンツとタイガースは一世代前の野球をやっている。

 

一世代前の野球は、一番打者は足が速く、二番が小技を効かせて、クリーンナップで帰す。

投手は先発に引っ張ってもらい、ピンチになったら継投策。

 

見ていてもわくわく感がない。大量得点を取る気配がない。勝っていても、ランナーをひとり出しただけで不安な気持ちになる。

 

この野球観の差を埋めないと、来年はもっと厳しい結果になりそうな予感がする。

 

あくまでも、素人の野球観なので、お許しください。