最後まで力を込める

①アイデアを出す

②アイデアを形にする

③形にしたものをビジネスにする

 

この3つは、ビジネスを行ううえで、

とても大切なことです。

どれが大切ではなく、

どれも大切なことです。

 

でも多くの場合、

①と②で息切れしてしまいます。

 

イデアを形にしたら、

「ふぅー、終わった。飲みに行こうか?」

みたいに達成感が生まれてしまいます。

 

これはとてももったいないことです。

 

新しい会社では、

完成品ではなく

試作品を世に出して、

修正しながらお客さまといっしょに

完成品を作っていく

ビジネスモデルが増えました。

なので、一息ついても

良いかもしれません。

 

しかし、

日本のほとんどの会社で残っている

昔ながらの会社では、

そうはいきません。

 

イデアがいくら良くても、

社内稟議が通らなければ、

そのアイデア

世に問うこともできません。

 

社内稟議を通すためには、

イデアと同じくらいすばらしい

稟議書(社内プレゼン資料)が

必要になります。

 

そして、昔ながらの会社の上層部は、

社内プレゼン資料のあら探しが

大の得意です。

 

資料の全体像を判断するよりも、

何ページと何ページの

整合性がとれていないだとか、

数字の根拠が甘いだとか、

細かいところしか指摘しません。

 

だからこそ、

つまらない指摘を受けて

すばらしいアイデアを消されないために

イデアと同じくらいの気持ちを込めて

プレゼン資料をつくる必要があります。

 

この最後の頑張りを怠らないことが

特に昔ながらの会社では、

イデア以上に必要なことかも

しれません。