自分の思いをストレートに伝える
自分の思いを100%相手に伝えることは不可能である。
一方で、自分一人の力は限られているので、自分の思いを周囲に伝えて、みんなの力を借りることは不可欠である。
なので、何かを達成しようとするならば、自分の思いを相手に伝えることはとても大切である。
では、どうやって伝えるか。
イエスバット法など会話の技術があるが、それはあくまでも方法論である。
その手法では、相手に対してやらせることはできるが、思いを共有して助け合っていくことは難しい。
そこで、まずは自分があなたのことを思っていますよという意思が伝わるように努力しなければならない。
そのためには、
①相手に興味を示す。相手を観察する。
②相手が意識しているところ、気にしているところを見つける。
③そこを自分の言葉でほめる。
この三つを何回か行うと、相手は自分に対して好意を持ってくれる。そして本音で話してきてくれる。
こうなれば、自分からも本音を言いやすくなる。
相手が本音を言う前に自分から話してしまうと、相手は警戒してしまう、面倒な奴だと感じてしまうこともある。
なので、相手からの本音を待つ。相手の本音を引き出すことにまずは力を入れなければならない。
このように本音を言い合える仲間ができれば、その仲間が勝手に動いてくれることもあるし、自分を助けてくれることもある。
最初の関係を築くまでは大変かもしれないが、あとになれば楽になる。
だからこそ、最初に本音を言い合える関係性をつくることに力を注ぐことが重要である。